2024/02/11 00:26


突然ですが、Blogを初めてみました。皆さまから頂くパワーポイントに関する質問や悩みを反映できればと思います。不定期更新になりますが、お時間あるときに見て頂ければ嬉しいです。

さて、コロナ禍を経てオンラインでの商談や会議の場面が増えました。仕事や学校でパワーポイントを作る機会が増えたという方が多いですが、皆さんは得意ですか?過去にアンケート集計を取ったところ、7割以上の方は苦手という集計結果でした。何が苦手かと聞いてみると、どのように作り始めたらよいか分からないというものでした。事務的に作成できるWordやExcelと比べるとパワーポイントはクリエイティブな要素があり、少し苦手意識の強い方が多いと感じております。
「私にはクリエイティブなセンスが無いから。。。」と諦めるのは早いです。デザインを追求し始めるとクリエイティブなセンスも必要になるかもしれませんが、通常の資料作成においては、ポイントを押さえれば、全く問題ないのです。それでは押さえるべきポイントを見てゆきましょう。

構成を決める

一般的な顧客向けの提案書を作成する場合はこのような構成になります。

①表紙
②目次
③~⑦メインテーマ
⑧会社概要
⑨エンディング

①の表紙は、提案する内容を簡潔に記載します。
②の目次は後から見直した際に見やすく設定します。
③~⑦は提案内容を「起承転結」を明確にして記載します。
⑧の会社概要は、会社のプロフィールだけでなく、担当者・連絡先も記載した方がいいです。
⑨のエンディングは無くてもよいのですが、あった方がカッコイイです。

この他にもサービスの免責事項のページを追加することはありますが、恐らくこのような構成が一般的ではないでしょうか。

1スライド1メッセージにする

初心者の方は「あれも書かなきゃ、これも書かなきゃ」と1枚のスライドに多くの情報量を詰め込んでしまう傾向があります。しかし相手側(顧客側)の立場では多すぎる情報量はかえって逆効果になります。意外かもしれませんが、情報量は少なくすればする程、伝わりやすくなります。1枚のスライドにメッセージは1点だけにして、何を一番伝えたいかを明確にしましょう。

色の数は少なめに

私もパワーポイントを使い始めた頃は、派手にしてアピールしようと思い、カラフルな資料を作ることが多かったのですが、今振り返ると反省点が多いです。企業カラーによってはド派手なカラーを求められることもありますが、カラフル過ぎると要点がピンボケしてしまいます。一般的には3色程度を使用するのがベストでしょう。

今回はパワーポイント作成において、まず最初に押さえるべき点を挙げました。皆さんの参考になればと思います。最後になりますが、パワーポイントは芸術作品ではありません。ビジネスや学業において相手に伝えるツールだということを前提に作成頂ければと思います。